こんにちは、だいです。
コストパフォーマンス、略してコスパ。かかったコストに対してどれだけ効果(パフォーマンス)が出るのかを表した指標のことで、効率の良さを表しているといえるでしょう。
最近はよく
「○○が一番コスパが良い」
「コスパ最強の○○」
なーんて言葉をよく耳にしますよね。
私も以前は何でもかんでも効率を求める、いわゆるコスパ厨(効率厨)だったわけですが、最近はそこまでコスパを重視しなくなってきました。

え⁉だいってコスパ厨だったの?あの商品の原価とかめっちゃ気にするやつ!?

そこまで原価ありきではなかったんだけど、マックに行ったらチーズバーガー2つとか頼んじゃう奴だったからね。笑

そうなんだ。笑 確かにユニクロごり押し、チェーン店大好きだもんね。

皆まで言うな。
なぜ最近はコスパ重視ではなくなったのかというと、「コスパが高い」=「幸せ」とは限らないな、と感じるようになったからです。
ということで今回は、なぜ「コスパが高い」=「幸せ」ではないと感じるようになったのか解説していきます。
コスパを重視する風潮?
誰だって安くて良いものを買いたいと思うものです。
消費者庁の平成30年消費者白書によると、「商品やサービスを選ぶときに意識すること」は、男女共に「価格」が90%前後でトップでした。

このことからも、消費者は価格に敏感であることが分かりますね。
そして巷には、「原価厨」「効率厨」「コスパ厨」のように、過剰に効率を求める人がいます。冒頭にもあるように、昔の私もその一人でした。
体感値ですが、このような効率を過剰に求める人は10年前くらいと比較すると増えているのではないでしょうか。
最近では効率を求めて食事すら辞めた人がいて、ABEMAニュースで紹介されていました。
出演している男性のコメントを引用してみましょう。
「食事をしないので周りからは変だなと思われているが、最終的に出てくるアウトプットは大便だ。食事にお金を使うということは、いくらでうんこを買っているのかという話になる。”おいしい”と思う感情もあるが、限られた予算の中で、ひとときの感情のために使いたくはない。もっと有益なことにお金を使いたい」
ABEMA TIMES

いやーこれを見たときは「やべーのが出てきたな。」という感じでした。笑
これはコスパ厨の最終形態といって良いでしょう。

なるほどね…コスパ厨が増えているのは景気とかも関係してそうだね。

景気もそうだけど、情報が溢れてて誰でも価格を比較しやすくなったこととかが大きいような気がするよ。
コスパを求めると人生が楽
では、コスパを求めるのが悪なのか!というとそうではありません。
コスパを求めると支出が相対的に減るので、人生が楽になるのは事実です。
私もコスパ重視の生活をしていたおかげで、貯金がどんどん増えていった経験があります。生活に余裕を持たせるためにも、ある程度はコスパの良い選択肢を選んでいくべきだと思っています。

例えばどんなことをしてたの?

買った話より買わなかった話が多いかな。周りがみんな車を買っていたのに、自分だけ買ってなかったり。

あとはコンビニとか自販機はでは絶対買わなかったり。割高なものは基本嫌ってたね。

コスパ厨ってよりかは倹約家なのかもね。

んー、どうなんだろう。明確な区切りが無いしね。
コスパ=幸せとは限らない
そしてコスパを追求した私がどうなったかというと…
生きてて楽しくない!
と思うようになりました。
お金を使わないので生活はとても楽になりましたが、目新しい体験をすることが少なく、毎日が同じことの繰り返しになっていたため、何のために生きているのか分からなくなってしまったのです。
こんな経験を経て、コスパ=幸せじゃないんだな!と思うようになりました。
それ以降はそこまでコスパを気にしなくなっています。

昔は旅行でやっすい宿ばっかり泊ってたけど、最近はちょっと豪華な旅館とかも行くようになったよ。

確かに旅行はお金かかる…でも旅行の時くらいは贅沢したいもんね。

食事もちょっと豪華な外食に行ったり、お家で牛肉食べたり。前よりもいい体験ができるようになったね。
コスパ厨のあなた。どうすればいい?
じゃあ一体どうすりゃいいんだってばよ!
というコスパ厨の叫びが聞こえてきそうなので、コスパとどう向き合っていけばいいのかを説いていきたいと思います。
私がおすすめするのは、
8割はコスパ重視で選択し、残り2割は本当に欲しいものを選択する。
という方法です。要はバランスです。

これはパレートの法則(8対2の法則)から導き出した結論です。こうすることによって経済的にも余裕が出来ますし、残り2割で新しい体験や、かけがえのない経験を得ることができます。
例えば、日頃はお金を出来るだけ使わないように節制して、たまの休みには気持ちよくお金を使うみたいな感じです。
そして節制しすぎないということも大切です。
本当に節制しようと思ったら、ABEMAで出てきた男性のように食事をしないという選択になりかねないですからね。(なるのか…??)
自分が快適でいられる範囲で節制するのが重要でしょう。
今回は「コスパが高い」=「幸せ」ではないという話をしました。
あなたはこの意見についてどう思いますか?ぜひコメント欄で教えて下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございました。