2021年で一番活躍したスポーツ選手といえば、大谷翔平選手ですよね。
しかし、詳しく知らないという方も中にはいるかと思います。
そこで、大谷翔平選手について5分で読めるくらいに解説していきたいと思います!
基本データ
名前:大谷翔平(1994年7月5日生まれ)
出身地:岩手県奥州市
出身校:花巻東高校
所属:日本ハム(2013-2017年)→エンゼルス(2018年-)

この辺はサラッとで!
一体何がすごいのか
大谷のすごさは、2つ以上のポジションを一流のレベルでプレー出来ていること。
サッカーで例えれば、一流のフォワードであり一流のゴールキーパー。
陸上で例えれば、一流の長距離走であり一流の短距離走。
大谷は、一流のピッチャーでありながら一流のバッターなのです。

という事で、投打両方解説していきます!
投手・大谷のすごさ
大谷投手といえば、160㎞の速球がすごい…と思われていますが、実は大谷の真骨頂は「フォークボール」、海外で言う所の「スプリット・フィンガー・ファストボール」なのです。

このスプリットは、大谷にとっての「ウイニングショット」つまり決め球なわけですが、なんと被打率が驚異の.087(127打数11安打)。これは今シーズンMLBでトップ。しかも被本塁打はゼロ。
それに加えてゲームのように曲がる「スライダー」と、手元で曲がる新球種「カットボール」、緩急をつける「カーブ」を持っているからマジて打たれないのです。
打者・大谷のすごさ
打者大谷のすごさといえばホームランですよね。
そのパワーの秘訣は「アッパースイング」。2020年まで大谷は、地面と水平にスイングする「レベルスイング」をしていましたが、長打力に欠けるため、2021年からは新フォームを取り入れています。

それに加えて大谷は足が速い。打席から1塁ベースまでの平均タイムが4.09秒となっており、メジャートップ。3塁打もリーグ1位と、足の速さが記録にも表れています。
「二刀流」の始まり
大谷は高校生の頃、同じ花巻東出身の菊池雄星に憧れて、高卒してすぐMLBに挑戦すると表明しましたが、日本ハムの栗山監督が、ドラフト会議で1位強行指名。
そこで一度「メジャーに行く気持ちは変わらない」と表明したものの、日ハムが大谷家を訪問し、日本人が高卒でメジャーに行っても成功する確率が低い事を提示しました。
そして最後の切り札、「二刀流育成プラン」を提示して、大谷は納得して日ハム入団を決めたという形です。
栗山監督の「誰も歩いたことのない道を歩いてほしい」という言葉が本人に響いたのではないでしょうか。
大谷の実績
大谷がプロとして残した実績をまとめてみました。
- ポジションを専門化している現代野球において、ピッチャーとバッターを兼任する「二刀流」として試合に出場する。

一軍の試合に出続けたものの、成績はまずまず。ただ、「二刀流」や「160㎞投手」と、どちらかというと「印象が残る選手」でした。
- 2桁勝利・2桁本塁打達成。

この年では出場試合数も増加して、成績も全体的にアップ。特に投手としては11勝と好成績。欲を言うと、打者としての成績がもう少し欲しい所。
- 投手として15勝、防御率2.24、勝率.750で最多勝利、最優秀防御率、最高勝率の投手三冠に輝く。

投手として開花し、印象に残るだけでなく「記録にも残る選手」になりました。一方打者としての成績は低迷してしまい、大谷のイメージは「160㎞投げる投手」というのが強くなってしまいました…
- NPB公式戦最速記録を更新する(球速165km/h)
- NPB史上初の「10勝、100安打、20本塁打」を達成
- パリーグMVP受賞
- パ・リーグベストナイン史上初の投手と指名打者のダブル受賞

この時の大谷はもう二刀流ガチ勢。投手として10勝4敗、防御率1.86、174奪三振、打者として打率.322、22本、67打点と投打両方好成績。二刀流に懐疑的だった某先輩方に対して実力で黙らせました。笑

2017年は「右三角骨障害」と「左大腿二頭筋肉離れ」とケガまみれで、殆ど試合に出ませんでした…
- エンゼルスに移籍し、新人王受賞
- MLB史上初の 「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成

いよいよ目標だったメジャーへの挑戦の一年目。最初から二刀流として起用され、期待通りの成績を残しました。しかし、2度も「右ひじ靭帯損傷」してしまい、トミージョン手術を受けることに。(リハビリ1年以上)

2019年は、打者のみの出場をしたものの、成績はまずまず。おまけに「右ひざ蓋骨分裂」でまた手術をすることになりました。

2020年はコロナ禍でいつものルーティーンがこなせず、おまけに右ひざの手術をしたことで筋力低下。成績は打率190、7本、24打点、7盗塁という散々な結果に終わりました。
- MLBで登板日にDH解除する「リアル二刀流」で出場(日本でのみやっていた)
- MLBオールスターゲームで史上初となる二刀流出場(ギネス認定)
- 米「TIME」誌が「世界で最も影響力のある100人」を発表し、野球界で唯一選出
- 投手として130回1/3、156奪三振、打者として138安打・100打点・103得点。5部門で100を到達し「クインティプル100」を達成(ギネス認定)
- アメリカンリーグMVP受賞
- 野手部門で
(1)選手間投票で選ぶ「アメリカン・リーグ最優秀野手」
(2)専門誌『ベースボール・ダイジェスト』の「野手部門最優秀選手」
(3)打撃のベストナインと言われる「シルバースラッガー賞」
(4)「オールMLBチーム 指名打者部門 ファーストチーム」
(5)「エドガー・マルティネス賞」
二刀流・投手部門では
(1)MVP
(2)選手間投票で選ぶ「年間最優秀選手」
(3)専門誌『ベースボール・アメリカ』の「年間最優秀選手」
(4)7年ぶりの選出となった「コミッショナー特別表彰」
(5)老舗スポーツメディアサイト『スポーティング・ニュース』の「年間最優秀選手」
(6)「オールMLBチーム 先発投手部門 セカンドチーム」
全11冠

この年はまさに記録的なシーズン。大谷が二刀流の可能性を証明した年になります。
もはや世界で一番野球が上手い人、野球=大谷翔平と言っても過言ではありません。
今後の大谷翔平の見どころ
今後の大谷翔平選手に達成してほしいことをまとめてみました。2022年はこんな視点で見てみると面白いんじゃないかな~と思います。
ということで、今回はこの辺で。
2022年も大谷翔平から目が離せない!!