こんにちは、だいです。
Youtubeには作業用BGMってありますよね。リラックスできるBGMをリピートで流し、画像やGIFアニメーションを付けた長い動画のことです。
そんな作業用BGMで今人気なのが、「ChilledCow」さん(以下敬称略)なのですが、ご存じでしょうか。YouTubeをよく利用してる方なら、画像を見て「あー!あれね!」と思うかもしれません。
その有名な動画がコチラ!
今回はおすすめYouTuber第2弾として、「ChilledCow」を紹介していこうと思います。
この辺りに興味がある方は、ぜひ読んでみて下さい!
「ChilledCow」とは
まず、このチャンネル名の「ChilledCow」を直訳すると「落ち着いた牛」みたいな意味になります。
この「chill」というのは、ヒップホップでよく使われるいわゆる”スラング”で、「ゆったりとした」や「落ち着いた」といった意味が含まれています。
チャンネルの概要欄にも「世界で最も”chill”な牛」と書いてあるんです!
ChilledCowは作業用BGMを配信するチャンネルで、ジャンルはLo-Fi HipHopです。普通、作業BGMと言えばジャズのイメージがありますが、HipHopが使われるのは珍しいですよね。
Lo-Fi HipHopについては下の方で解説しています!
2016年4月からフランスを拠点に投稿を開始し、チャンネル登録者は739万人にまで達しています。(2021年1月現在)
配信がメインですが、総視聴回数は8億回を超えているんです!すげー!
Lo-Fi HipHopとは?
特徴
「Lo-Fi HipHop」は聞きなじみが無いかも知れませんが、特徴は
”古いジャズやソウルをサンプルに、ゆったりとしたテンポで、正確ではない(ヨレた)ドラムを使った心地よいビートで構成される曲調”
のことを言うそうです。(なかなか表現しにくいので、複数サイトから少しずつ言葉を引用しています。)
んーなるほど…?
…百聞は一見に如かず、論より証拠、ということで実際に聞いてみましょう!
なんとなく伝わったでしょうか。なんだか懐かしい感じがしますよね?
所々に生活音やレコードのノイズを使ったりしてレトロな雰囲気をを醸し出しているんです。
このエモい感じが「Chill」というやつです!
Youtubeでジャンルを確立した
このLo-Fi HipHopというジャンルは、実は世界的に凄く人気のジャンルなのです。
なぜ人気になったのかというと、「Youtube」と「ChilledCow」の影響が大きいと言われています。
Youtubeにはライブストリーミング配信機能があるので、24時間垂れ流しで配信ができます。そこでChilledCowがあのChillな音楽を流したことで、認知度は爆発的に上がっていきました。
作業用BGMはジャズが主流だったので、HipHopが流れているのが新鮮だったのかもしれません。
今では多くのリスナーを獲得し、「Lo-Fi HipHop」としてジャンルが確立されたということです。
アニメーション
ChillCowの動画では、なんだか既視感のあるアニメーションが流れていますよね。
そう、あれは完全に「ジブリ」を意識しています。実は昔、「耳をすませば」の主人公、月島雫が勉強しているシーンをそのまま使っていたのです!
結局無断使用が問題となり、今のアニメーションになっています。オリジナルとはいえ未だに「ジブリ」っぽいですよね。
海外では「アニメーション」=「ジブリ」なんでしょうか。宮崎駿の影響力おそるべし…!
おまけ:「Nujabes」について
最後におまけとしてLo-Fi HipHopにまつわる小話。
ChilledCowとYoutubeによって確立された「Lo-Fi Hip Hop」というジャンルですが、実はその前に生みの親がいたと言われています。
その一人が、日本人トラックメイカーの「Nujabes」さんです。残念ながら2010年に交通事故で亡くなってしまったのですが、今でも世界的に有名なDJなんだそうです。
実は「Nujabes」を知ることで、なぜYoutubeの動画にジブリのような「アニメーション」が使われているのかが分かるんです!
そんな内容を「おませちゃんブラザーズ」という解説系のYoutuberが超分かりやすく解説している動画があったので載せておきます!
興味のある方は、見てみてください。
まとめ
今回は、おすすめYoutuber「ChilledCow」を紹介しました!
人は静かなところよりも、ある程度音があるところの方が集中できるそうです。勉強などの集中力を上げたい時に、ぜひ聞いてみて下さい!
チャンネル登録はこちらからどうぞ!
↓おすすめYoutuber第3弾です!
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