脱毛したいけど、脱毛する方法って色々あるよね。医療脱毛、脱毛サロン、家庭用脱毛器どれがいいのかな?
それぞれにメリット・デメリットがあるから解説していくね。
脱毛をしたいけど、自分には一体どの方法が合っているのか分かりませんよね。
脱毛は方法によっては何十万円とかかってしまいます。テレビCMや広告で見たからという理由やなんとなくで選んでしまうと、予想以上に費用が掛かってしまう可能性があります。
私は「ケノン」という家庭用脱毛器を半年間使ってきました。もちろん効果はあったのですが、脱毛するまでにそれなりの期間を要するという事が分かりました。
そこで医療脱毛や脱毛サロンについてネットやYouTubeで調べてみましたが、具体的にどう違うのかがあいまいで非常に分かりにくいんですよね。
ということでこの記事では「医療脱毛」「脱毛サロン」「家庭用脱毛器」の3つがどう違うのか徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、脱毛に関する基礎的な知識を身に着けることが出来ます。その基礎を身に着けていれば、自分にはどの脱毛方法が合っているのかが分かります。
脱毛で損しないためにも、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
脱毛方法の違いは「光の強さ」
医療脱毛、脱毛サロン、家庭用脱毛器と脱毛には3つの方法がありますが、3つの方法の違いを簡単に説明すると「光の強さの違い」です。
毛に光を当ててダメージを与えることによって脱毛できるという仕組みはおおよそどの方法でも同じで、後はそのダメージ量で3つに区分されているという考えでまず間違いありません。
家庭用脱毛器は、電池やコンセント電源を使用するので一番パワーが弱いです。(つまり脱毛する力が一番弱い)
脱毛サロンになると業務用の大きな機械を使うので、その分パワーアップします。
そしてある一定のラインを超えると、発毛組織を破壊するれべるになります。これが医療行為にあたるので医療脱毛という区分になります。
全然違う方法なのかと思いきや、実はグラデーションだったってわけね。
それじゃあ次は具体的な違いを見ていくよ。
医療脱毛と脱毛サロンの違い
医療脱毛と脱毛サロンは似てるようですが、かなり違いがあります。大きく分けると3つに分かれます。
それぞれ解説していきます!
医療脱毛は永久脱毛ができる
医療脱毛と脱毛サロンの大きな違いは、永久脱毛ができるかどうかです。
永久脱毛とは、毛の発生や成長の根源となる「毛乳頭」を破壊して、新しい毛が生えないようにする脱毛のことです。これは体の組織を破壊しているので医療行為にあたり、医療機関でしか行うことが出来ません。
脱毛サロンは「美容脱毛」や「エステ脱毛」とも呼ばれますが、医療機関ではないので発毛組織を破壊するような強い脱毛はできません。(違法行為になってしまいます。)
そのため、医療脱毛より比較的弱いパワーで、一度に広範囲に施術するのが脱毛サロンです。あくまで減毛・抑毛を目的とした脱毛方法なのです。
ここで勘違いしがちなのが、永久脱毛の定義です。永久脱毛と聞くと永久に毛が生えてこないと想像しがちですが、そうではありません。
医療脱毛の定義は団体によって違いますが、大手医療脱毛クリニックのリゼクリニックでは、解説でこのように引用しています。
永久脱毛の定義は、FDA(アメリカ食品医薬品局) によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。 また、AEA(米国電気脱毛協会)によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。
※FDA:米国の政府機関で「保健・福祉省」に属します。
出典:リゼクリニック
※AEA:1958年に設立されたアメリカ最大の電気脱毛士団体。
あくまで定義上では永久というわけではないという点は覚えておきましょう。
え?それって永久じゃないじゃん…
でも実際に定義されているから仕方がない。言葉通りの永久脱毛はこの世には無いってことだね。
脱毛サロンは誰でも施術が出来る
医療脱毛は国家資格を持った医者や看護師が施術をします。それに対して脱毛サロンは資格を必要としていないので、極端なことを言うと誰でも施術が出来てしまいます。
もちろんエステティシャンなどの資格を持っている方が施術をしているというサロンがほとんどだと思いますが、法律上では素人でも問題ないということは覚えておきましょう。
誰でもできるって…何万円も出してるのにちょっと怖いね。
実際に施術者によって効果が違うという話もあるよ。そういう点も考えるとあんまり脱毛サロンはオススメできないよね。
価格は医療脱毛の方が高い
価格は医療脱毛の方が高いです。なぜなら脱毛機器が高くなるからです。
医療脱毛は発毛組織を破壊するくらい強いパワーが必要なので、その分脱毛機器の料金も高くなります。結果的に料金も高めになってしまいます。
実際に大手脱毛クリニック・サロンで比較してみましょう。
医療脱毛 | アリシア クリニック | レジーナ クリニック | リゼ クリニック | フレイア クリニック |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 2,100円 | 2,400円 | 3,800円 | 2,300円 |
総額料金 | 138,600円 | 149,800円 | 192,000円 | 149,600円 |
脱毛サロン | 銀座カラー | ストラッシュ | シースリー | ラココ |
---|---|---|---|---|
総額料金 | 98,000円 | 112,860円 | 95,000円 | 118,800円 |
実際に比較してみても、脱毛サロンの方が数万円高くなっていることが分かります。
通う回数は脱毛サロンの方が多くなる
クリニック・サロンに通う回数が多くなってしまうのは脱毛サロンの方です。理由はもちろん脱毛サロンの方がパワーが弱いからです。
先ほど価格は医療脱毛の方が高いと解説しましたが、結局は生えなくなるまで継続しようと思ったら脱毛サロンの方が通う回数が多くなり、結果的に高くついてしまいます。
脱毛する部位にもよりますが、早く・安く脱毛を終える体のであれば医療脱毛の方がオススメです。
痛みは医療脱毛の方が強い
痛みは基本的に医療脱毛の方が痛いです。ただし、脱毛方法にも種類があるので、その方法によってある程度痛みはコントロールできます。(無痛になる訳ではありません。)
例えば、レーザー脱毛でも「アレキサンドライトレーザー」と「ダイオードレーザー」という2種類の方法があります。前者は一瞬で発毛組織を破壊しようとするのでかなり痛いですが、後者は弱い出力を長時間照射するので痛みが少ないです。
医療脱毛であれば、+2,000~3,000円で麻酔をかけてもらうこともできます。そういった点を考えると、医療脱毛の方が有利です。
そのダイオードレーザーってやつめっちゃ良さそうじゃん!
そうなんだよ!2020年ごろからダイオードレーザーがかなり発展してきたから今一番おすすめ。
脱毛サロンと家庭用脱毛器の違い
脱毛サロンと家庭用脱毛器にもさまざまな違いがあります。
それぞれ解説していきます!
脱毛サロンの方が効果が高いことが多い
脱毛サロンと家庭用脱毛器で脱毛効果を比較すると、脱毛サロンの方が効果が高いことが多いです。その理由は単純で、使っている機械の性能が良いからです。
例を挙げると、脱毛器の中にはコンデンサと呼ばれる部品があります。この部品は電気を溜める装置なのですが、基本的にこの部品が大きいほど脱毛させる光が強くなります。つまり、基本的にはコンデンサが大きいほど脱毛効果が高いと言えます。
では脱毛サロンで使われているのコンデンサの大きさと、家庭用脱毛器に使われているコンデンサの大きさはどれくらい違うのかというと、指の太さと足の太さくらいの違いがあります。
実際に比較している動画がYouTubeにあったので紹介しておきます。
ただし家庭用脱毛器でも、小さいコンデンサを何個も積んでパワーを補っている商品もあります。
それは私も購入している「ケノン」という商品です。コチラの記事で詳しく解説していますので良かったら読んでみて下さい。
正直家庭用脱毛器はピンキリだから、なんとも言えないところ。私はケノンしか信用してない。
そんなにすごいのか、ケノン…
照射範囲は脱毛サロンの方が圧倒的に大きい
脱毛サロンは業務用の脱毛器を使用しているので、照射範囲が大きいです。また連続で照射するスピードも速いので、効率的に早く照射を終えることが出来ます。
家庭用脱毛器は商品にもよりますが、一度に照射できるのはせいぜい親指1本分くらいです。
仮に全身脱毛をするとなると、かなり地道な作業になるので注意しましょう。
後で解説するけど、濃いヒゲとかVIO、全身脱毛は家庭用脱毛器じゃちょっと難しいかな。出来なくはないけど。
ふむふむ。万能という訳ではないのね。
価格は家庭用脱毛器の方が安い
価格は家庭用脱毛器の方が安いです。しかも買い切りでかなりの回数を打てるので、コスパが良いと言えるでしょう。
脱毛サロンの方は総額料金を払ってコースを修了したとしても、完全に脱毛できていないことがほとんどです。つまり、コースを延長する前提で契約する必要があります。
結果的に家庭用脱毛器の何倍ものお金がかかってしまうので、コスパはあまり良くないでしょう。
家庭用脱毛器の方が自由度が圧倒的に高い
家庭用脱毛器は自宅で簡単に照射できるので、自分の好きなタイミングで脱毛をすることが出来ます。
脱毛サロンの場合はサロンに通う必要があるので、予定を開ける必要があります。さらに予定が開いていても予約が埋まっている可能性もあります。
自分の好きなタイミングで脱毛ができるとは限らないのが脱毛サロンのデメリットと言えるでしょう。
おすすめは医療脱毛か家庭用脱毛器
ここまで医療脱毛、脱毛サロン、家庭用脱毛器の3つを比較してみました。それらを踏まえてオススメするのは医療脱毛か家庭用脱毛器の2択です。
なぜ脱毛サロンはオススメしないのかというと、効果が中途半端だからです。
脱毛サロンは、発毛組織を破壊するほどの強力な施術をすることができません。そのため通う回数が多くなり、結果的に高くついていしまいます。利用者にとってみれば、安く確実に脱毛することが理想ですが、脱毛サロンはその真逆と言っても良いでしょう。
脱毛サロンはSNSとかテレビCMにたくさんお金使ってるから行っちゃう人が多いんだよね。
確かに高くて効果弱いって言われたら微妙だね…
ということでここからは、どんな人に医療脱毛がおすすめなのか、どんな人に家庭用脱毛器がおすすめなのかをまとめていきます。
コスパを選ぶなら家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、安く気軽にできるライトな脱毛といえます。
医療脱毛に比べるとパワーは弱いですが、コツコツ続ければしっかり効果を感じることが出来ます。
特に次のような方には、家庭用脱毛器をおすすめします。
家庭用脱毛器はだいたい2万円程度から、高いものでも7万円程度で購入できます。
一番強い光を放つキセノンランプでも50万回照射できるので、1つ購入すれば一生使えるといっても過言ではありません。
私も購入したけど、ちゃんと効果がでるので安心してくれ!
ただし濃い毛とか全身は難しいんだよね。
ただし濃いヒゲやVIO、全身脱毛になると出来なくはないですが、かなりハードルが上がります。もし全身脱毛や毛の濃い部分をツルツルにしたいのであれば、次に紹介する医療脱毛をオススメします。
確実に結果を出したいなら医療脱毛
医療脱毛は医療行為なので、脱毛をするための確実な近道といえるでしょう。
例えるなら薬と一緒です。市販の薬でも病気に効くかもしれませんが、医者から処方される薬の方が確実に効果が高く、早く効きます。
特に次のような方には医療脱毛をおすすめします。
永久脱毛は医療脱毛でしかできませんので、注意をしましょう。
濃いヒゲやVIO、全身脱毛をしたいのであれば、医療脱毛をした方が確実に脱毛することが出来ます。
もちろんどれくらいでツルツルになるのかは人によって違います。完了するまでの平均施術回数は7~10回と言われています。(参考:ダリア銀座クリニック)
多くのクリニックでは5回コースが用意されていますが、ほぼ確実に延長すると考えておいて間違いないです。
その分費用も高くなります。ヒゲだけでも20万円程度、全身なら40~50万円程度を見ておいた方が良いでしょう。
高いけど確実。ちゃんと結果を求めるなら医療脱毛一択だね。
お医者さんが施術するってもの安心だね。
脱毛方法にまつわるQ&A
永久脱毛は毛が生えないのか
- Q永久脱毛をしたら永久に生えてこない?
- A
永久脱毛は永久に毛が生えてこないという意味ではありません。詳しくはコチラの文章に記載してあります。
永久脱毛に通う回数
- Q医療脱毛は何回でツルツルになる?
- A
脱毛が完了するまでの平均施術回数は7~10回程度です。毛の太い方や毛量が多い方は2~3回程度増えます。(参考:ダリア銀座クリニック)
多くのクリニックでは5回コースが用意されていますが、ほぼ確実に延長するとみておいた方がいいです。
永久脱毛は何年かかるのか
- Q医療脱毛は何年くらいかかる?
- A
脱毛が完了するまでは1年半から2年程度かかります。それほど長くかかる理由は、施術の間隔を2~3ヶ月程度空ける必要があるからです。
毛には「毛周期」というものがあり、脱毛の効果を最大にするにはその毛周期に合わせて間隔をあける必要があります。
平均施術回数が7~10回ということは、毎回2ヶ月程度空けると20ヶ月かかる計算です。
脱毛サロンは医療脱毛と何が違うのか
- Q脱毛サロンは医療脱毛と何が違う?
- A
脱毛サロンでは永久脱毛ができません。永久脱毛は発毛組織を破壊する医療行為なので、脱毛サロンで永久脱毛をするのは違法行為になります。
脱毛サロンは比較的弱いパワーで、減毛や抑毛を目的とした施術になります。
脱毛サロンと医療脱毛はどっちが安いのか
- Q脱毛サロンと医療脱毛どっちが安い?
- A
コースの総額で見ると脱毛サロンの方が安いです。しかし、脱毛サロンは比較的弱いパワーでしか照射できないので、より多くサロンに通う必要があります。
その結果医療脱毛より高くなってしまう可能性が高いです。
脱毛サロンをおすすめしない理由
- Qなぜ脱毛サロンはおすすめしない?
- A
脱毛サロンは効果が中途半端でコストパフォーマンスが低いです。
脱毛サロンは、発毛組織を破壊するほどの強力な施術をすることができません。そのため通う回数が多くなり、結果的に高くついていしまいます。
家庭用脱毛器は効果あるのか
- Q家庭用脱毛器は効果ある?
- A
家庭用脱毛器は脱毛効果があります。しかし商品によってどれくらい効果があるのかが違います。
家庭用脱毛器はどれくらいで効果がでるのか
- Q家庭用脱毛器はどれくらいで効果が出る?
- A
私が購入した「ケノン」の場合、腕などの比較的簡単な部位なら1ヶ月程度で効果を感じられます。
濃いヒゲなどの場合は1年以上続けないと、効果を感じられない可能性が高いです。
家庭用脱毛器は永久脱毛ができるのか
- Q家庭用脱毛器で永久脱毛はできる?
- A
永久脱毛は医療行為なので、家庭用脱毛器ではできません。
目的に合わせて使い分けよう
医療脱毛と脱毛サロン、家庭用脱毛器の3つの違いを解説しました。その違いは光の強さの違いです。
家庭用脱毛器は家庭用電源を使用するので一番弱いですが、脱毛サロンになると業務用の機会を使うのでパワーがアップします。
さらにパワーアップして発毛組織を破壊する医療行為になるので医療脱毛に区分されます。
中途半端な脱毛サロンはおすすめしません。目的に合わせて、家庭用脱毛器か医療脱毛をオススメします。
家庭用脱毛器をおすすめするのは次のような方です。
それぞれ目的に合わせて選ぶようにしましょう。
脱毛のことがよく分かった気がする!
脱毛の基礎が分かれば、どの方法が自分には合っているのかが分かるかと思います。どうしてもお金がかかるのが脱毛なので後悔のない選択を!