使ってたフライパンのコーティングが剥げてきたなぁ。もっと高くてもコーティングがしっかりした物を買った方がいいのかな??
うーん。確かにコーティングの種類によって寿命は変わると思うけど、微々たる差だと思うよ??
そうなの!?じゃあどうすれば…!?
ズバリ…安いフライパンを定期的に買い替えるのが吉!!
なにぃ!?
コーティングが施されたフライパンは、しばらく使っているとコーティングが剥がれて、くっつくようになってしまいます。そうなると「もっと長持ちする高級なフライパンを買おう」と考えてしまいがちですが、これは間違い。
フライパンの価格とコーティングの寿命は比例するわけではありません。
私も色々なコーティングフライパンを試しました。しかしどんなに良いコーティングのフライパンを使っても、毎日使えば1年~2年程度でコーティングが剥がれてしまいます。
つまり高級なフライパンを買うよりも、安いフライパンを定期的に買いかえる方がコストパフォーマンスが良いんです。
そうだったのか…
つまり”消耗品”ってことだね。
それでも買い替えたり、捨てるのが面倒だという方はコーティングのない「鉄フライパン」「アルミフライパン」などがオススメです。
鉄フライパンなどはしっかりメンテナンスができていれば、何十年と使い続けることが出来ます。
この記事では安く購入できるオススメのコーティングフライパンを3つ紹介します。安物買いの銭失いにならないように品質も重視して選んでいます。
フライパン選びの参考にしてみて下さい。
くっつかないフライパンのおすすめ3選
ドンキホーテ 抗菌耐久ダイヤモンドコート 26cm
私も愛用しているドンキホーテブランドのフライパンです。
もうね、これでいい。
一応あと2つ紹介するけど。
選出の理由は圧倒的コスパ。ガス火とIH両方に対応して、税込1,098円は安すぎる。
そしてダイヤモンドコーティング(フッ素にダイヤモンド粒子を混ぜたもの)を施しているので、普通のフライパンよりも長持ち。
私はほぼ毎日このフライパン使っています。1年くらい持ってくれれば十分だと思っています。
(今のところマジでコレが最強だと思っています。)
また、かなり深めに設計されているので食材がこぼれにくく、4人前くらいの料理まで調理できるので汎用性が非常に高いのも良いポイントです。
ちなみにサイズは20、26、28cmの3サイズで展開されています。(20cmは税込879円)
エバークック 26cm※ガス火専用
テレビショッピングにも出ていたエバークックですが、実際に使った人からの評価が高かったです。Amazonでも評価が高く、批判的なレビューも少なかったのが印象的でした。
そこまで価格も高くないのに普通のフライパンより長持ちするので、いちいち買い替えたり捨てたりするのが面倒だという方はエバークックをぜひお試しください。
Amazonで26cmのガス火専用なら2,000円台で購入できます。(2022年11月現在)28cmになると3,000円を超えてしまいます。
和平フレイズ 26cm※ガス火専用
Amazonで安いフライパンを探していたところ、こちらの商品がかなりお安くなっていました。
価格推移をKeepaで調べてみると、定期的に価格を下げているようです。900円台になったら購入をオススメします。
和平フレイズさんはAmazonでよくあるどこの馬の骨か分からない中華メーカーなどではなく、新潟に本社を置くちゃんとした調理器具メーカーです。
公式Twitterで調理器具に関する情報も発信しているので、良かったら見てみて下さい。
コーティングを長持ちさせるには?
コーティングフライパンを長持ちさせるうえで気を付けることは4つ。
これだけだとイメージしにくいと思いますので、1つずつ詳しく解説していきます。
できるだけ温度を上げない
どんな種類のコーティングであったとしても、高温に長時間さらされると劣化が早まってしまいます。コーティングを長持ちさせるためにはフライパンの温度を上げ過ぎないようにする工夫が必要です。
まず、空焚きは絶対にNGです。
フライパンを5分間空焚きにすると表面温度が350℃にまで達し、急速に劣化が早まります。フライパンを熱する前に油や水を入れて、過熱を防ぐようにしましょう。
急激に温度を下げない
フライパンを使い終わった後、アツアツの状態で水を入れたりしていませんか?
実は、フライパンの温度を急激に替えると、コーティングが浮いて剥離しやすくなるんです。
フライパンを洗う時前は、一旦放置して粗熱を取ってから洗ってください。コーティングが問題無ければこびり付くことはないと思います。
できるだけ表面を摩擦しない
注意するのは、調理中と洗うとき。
調理中は、フライ返しなどを使用する機会があると思いますが、金属製だとコーティングが傷ついてしまうので、控えた方が良いです。
表面を傷つけにくいシリコン製やナイロン製の器具を使用することをオススメします。
洗う時は、スポンジの柔らかい方で優しく洗ってください。
スポンジの固い部分やたわしなどで洗ってしまうと、コーティングを傷つける恐れがあるので、控えた方が良いでしょう。
食材を長時間放置しない
先ほど「フライパンを洗うときは粗熱が取れるまで放置」と書きましたが、放置のし過ぎもコーティングを傷める要因になります。
時間的には、「調理→食事→洗う」くらいの間隔が理想ですね。それ以上に何時間も食材を入れたまま放置するのは辞めた方が良いです。
また、フライパンを洗った後にちゃんと水気をふき取るようにしましょう。
水道水の中にも塩素などが溶け込んでいるので、水分を自然乾燥させるとカルキがフライパンの表面に残ってしまいます。
その状態で加熱してしまうと、局部的に温度が上がるのでフライパンの劣化が早まってしまいます。
コーティングなしフライパンのおすすめ
コーティングのない鉄のフライパンについては、こちらの記事を参考にしてください。
【まとめ】フライパンは消耗品です
どんなに良いフライパンでも、毎日使い続ければ1~2年でコーティングが剥がれてしまいます。くっつかない原理がコーティングである限り、フライパンは消耗品なのです。
1,000円~2,000円くらいの安いフライパンでも質の良いものはたくさんあります。
コストパフォーマンスを求めるのであれば、そういった安いフライパンを定期的に買い替えていくことをオススメします。
そうか、高けりゃいいって話でもないのね。
よく耐摩耗試験○○万回!とか○層構造!とかあるけど、結局1年くらい使うとコーティングが剥げちゃうのよね。
…やっぱドンキのフライパンやな。