日立のドラム式洗濯機ってどうなの?
下水のにおいがするって言われてたけど、今は改善されたよ。
日立のドラム式洗濯機の購入を検討してるけど、臭いに関する悪いクチコミが多くて迷っていませんか?
実際「下水臭が気になる」というクチコミが多いのも事実。ネットでも意見が分かれているので、買っても大丈夫なのかハッキリしませんよね。
私は日立製のドラム式洗濯機(BD-SX110F)を2021年に購入して、かれこれ2年以上使用しています。もちろん購入時は複数の家電量販店を回り、ネットでも臭いに関して調べました。
臭いについての結論を言うと、「しっかり対策していれば臭いは発生しない」ということがわかりました。
ということで今回は”臭い問題”を中心に、日立のドラム式洗濯機を2年以上使用してみてどうだったのかをまとめていきます!
この記事を読むことで、日立の臭い問題の原因がハッキリわかるだけでなく、自分に合っているかどうかも判断できるようになります。ぜひ最後まで読んでみて下さい。
日立のドラム式洗濯機が臭い原因は「ヒートリサイクル方式」
日立製のドラム式洗濯機で下水臭がする原因はヒートリサイクル方式(空冷式)でした。
ヒートリサイクル方式とは、運転中に発生した熱を再利用するエコな方式です。一見ヒートポンプみたいな方式ですが、これには重大な欠陥がありました。
実は乾燥運転中に放出される温風が排水口にも排気されてしまいます。ということは、排水口からの空気と通じており、逆流することもあるということです。これが下水臭の正体です。
日立のドラム洗濯機は対策すれば臭いなし
日立製のドラム式洗濯機の臭いは、除湿方式を変更することで防ぐことが出来ます。
先ほどヒートリサイクル方式(空冷式)が臭いの原因と言う話をしましたが、それを使わないようにするということです。
方法は除湿方式を「空冷式」→「水冷式」にするだけ。これはもちろん購入後すぐに設定を変更しましょう。※2021年8月以降は空冷式が廃止されています。
「水冷式」は乾燥運転時に水を使って水冷除湿する方式です。
臭いの問題からは解放されますが、水と電気をたくさん使用するので、ランニングコストが高くなってしまいます。(それでも縦型洗濯機の乾燥機能よりはランニングコストが安いです。)
日立のドラム式洗濯機の性能は?
洗濯機能は縦型と遜色なし
日立の洗濯は「ナイアガラ洗浄」「AIお洗濯」などの機能があります。
「ナイアガラ洗浄」は高濃度洗剤で洗った後、大流量のナイアガラシャワーで洗う方法。「AIお洗濯」は洗濯物の量、水温、汚れの量などを検知して、自動的に洗い方を変える方法です。何気に凄いです。
さらに温水洗浄もあるので、縦型と遜色ない洗浄力はあると言えるでしょう。
乾燥機能はややデメリットあり
日立の乾燥機能はクオリティが高いけどデメリットもあるといった印象です。
乾燥機能を使うともちろんしっかり乾きますし、洗濯物はふんわりします。ただし乾燥時間が長く、ランニングコストも少し高くなってしまった印象があります。
ヒートリサイクル乾燥が廃止されたことによって、今は水冷式を使うしかありません。
「水冷式」はヒートリサイクル方式に比べると水を使いますし消費電力も多いので、ランニングコストが高いです。(それでも縦型洗濯機の乾燥と比較すると安く済みます。)
臭い問題は致命的だから仕方がないね…
また、日立のドラム式洗濯機には「風アイロン」という機能があります。
この機能を使うと洗濯物がシワになりにくいですが、完全にシワが無くなるわけではありません。ノンアイロンシャツでない限りそのまま着るのは難しいです。
その他便利機能も充実
私が購入したBD-SX110Fは、上記以外にもいくつか機能があります。
最近搭載している機種は多くなりましたが、やはり洗剤の自動投入は便利です。
タンク容量が大きいので補充の頻度は他社製より少ないですし、洗剤量の多め、少なめといった調整もできます。いちいち洗剤量を測らなくていいですし、ボトルも不要です。
スマホ連携は初期設定で結構使いましたが、他はあんまり使いません。でも「帰宅した時に洗濯が終わるようにしたい」「乾きにくい洗濯物のときは乾燥を遠隔で延長させたい」といった”いざ”という時に活躍します。
ハイエンドならコスパが高い
家族数人で使うようなハイエンドのモデルの場合は、日立製が一番コスパがいいです。
同じ価格帯で機能を比較すると、日立製の方が洗濯のクオリティが高いですし、便利な機能も多いです。
逆に、1人暮らしで使うような安価なモデルの場合は、シャープ製あたりが安くてオススメです。(下の方でおすすめの機種を紹介しています)
ハイエンドモデルを購入するなら日立製を検討してみて下さい。
使ってみて気になったところ
ホコリが溜まりやすい
ドラム式洗濯機は乾燥運転をするとホコリがたくさん発生するのですが、日立製はそれが顕著です。
フィルターもそうですが、一番はドアのゴムパッキンの裏側。ここを濡れたティッシュでふき取ると思ったより沢山のホコリが出てきます。
少し面倒ですが、乾燥後は毎回清掃することをオススメします。(ものの30秒くらいで清掃できます)
ドラム式洗濯機のおすすめモデル
私が購入したモデルはBD-SX110Fでしたが新たに発売したモデルもあるので、それらの中からオススメを紹介します。
家族4人以上なら最大容量のコレ!
家族の人数が多い場合は、洗濯容量・乾燥容量の大きい「BD-NX120F」がオススメ。12kg、7kgが日立の最大です。今回紹介した機能は全て付いています。
お値段もかなり安く23万円弱。(2022年12月現在)ぶっちゃけめちゃくちゃコスパいいと思います。
デメリットはデザインがちょっと今っぽくない…ような気がする点ですかね。
家族が2~3人なら高機能かつ安いモデル
そうです。私が購入したBD-SX110Fです。
やっぱり何と言っても安い。Amazonで20万円切っていました。(2022年12月現在)
実際に購入した私もぜひオススメしたい商品です。めちゃくちゃ良いです。
1人暮らしならどれを買うべき?
1人暮らしの場合、日立製のドラム式洗濯機は他社メーカーと比較すると割高になってしまいます。したがってとくにおすすめできる機種はありません。
1人暮らしならシャープ製の方がが安くて性能が良いのでオススメ。「ES-S7」という人気のシリーズの最新モデルならAmazonで14万円台とかなり安いです。
Amazonで購入するならセールを活用しよう
Amazonで家電を買うなら、セールを活用した方がお得に購入できます。
セール中は大きな割引が適用されたり、同時開催されるキャンペーンでポイントが還元を受けられることもあります。
例えば毎月のように開催されているAmazonタイムセール祭りなら、最大10%のポイントアップキャンペーンが同時開催されています。
Amazonで購入するならセールを活用して、お得に購入しましょう。
でもAmazonのセールっていつなの?
Amazonのセールの開催時期については、過去の開催日からある程度推測することが出来ます。
コチラの記事でセール予想スケジュールを公開しているので、家電を安く購入したい方は読んでください。
まとめ
今回は日立製のドラム式洗濯機をレビューしましたが、その使用感をまとめると次のようになります。
まぁ総じると「買ってよかった」ってことだね。
臭いは問題無くて良かったね。
臭いがある人は、排水側に問題がある人が多い印象だね。築年数が長いと排水トラップがそもそも機能してない可能性だってあるし。
なるほどね。まずはそっちが先だね。
あとは清掃が大変だってのが意外だったかな。結構全自動なイメージだったから。笑
世の中そんなに甘くないんやな…
というわけで、日立製は高機能で高コスパの商品でした。洗濯がめんどうだから全自動に切り替えようと思っている方も多いかと思います。
今は機能も充実した製品が20万円前後で購入することができます。かなり大きな買い物になりますが、長く使える家電、新調してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました!