交代勤務をオススメしない理由。メリット・デメリットも解説

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こんにちは、だいです。

パンダ
パンダ

交代勤務って実際どうなのかな?

と思っているそこのあなた。

私は3年半交代勤務を経験してきましたが、

交代勤務はあまりオススメしません。

とは言っても「どこで働くか」「誰と働くか」「その人に合っているのか」で全く違ってきます。要するに”人による”ということです。

ということで今回は、交代勤務のメリット、デメリットを解説しつつ、どんな人にオススメなのかを解説していきます!

交代勤務とは?

交代勤務とは、所定の労働時間(8時間/日)を超える営業をする場合に、労働者を交代で勤務させる勤務形態です。(ここでは24時間営業を前提としています。)

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交代勤務には「2交代制」「3交代制」があります。これは”一日24時間をいくつに分けて交代するか”という意味です。2交代の場合は(24時間÷2で)12時間勤務、3交代の場合は(24時間÷3で)8時間勤務ということになります。

もちろん労働基準法に基づいて、月の労働時間は所定の労働時間と同じになるように休日が調整されます。

交代勤務のメリット

収入が多い

交代勤務で夜勤をやっていると「深夜割増賃金」が与えられます。これは法律に定められているものなので必ず貰えます。貰える時間帯は22時~5時、日中の25%割増です。

その他に会社が任意で支給している「夜勤手当」などがあります。これは会社によって金額は違いますが、工場、病院などの多くの企業で採用されている手当です。

給料にこれらが加わることによって、日勤者よりも収入は多くなります。交代勤務の最大のメリットと言って良いでしょう。

休日をまとめて取れる

交代勤務は休日をまとめてとれる場合が多いです。私の場合2交代をやっていましたが、月の半分は休日で、1つのサイクルの中に夜勤明け+2連休でほぼ3連休がある状態でした。

もちろん企業によって形態は違いますが、夜勤がある以上基本的に休日はまとめられます。

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私はこの3連休を使って旅行をしたり、平日に遊びに行ったりしていました。笑 副業に励むという強者もいるでしょう。有休をまとめて取って長期休暇を作ることも可能ですし、いろいろと出来る事の幅が広がります。

基本的に残業が無い

交代勤務は”引き継いで”業務を進めていくので、基本的に残業がありません。しかし、これも企業によります。

私がいた会社は個人に振り分けられている仕事が多かったので、残業している人は大体3分の1程度いました。(私は早く帰りたかったので全くやっていませんでした。)

2交代で12時間勤務だったので、私は

当時のだい
当時のだい

この人たち…めちゃめちゃ仕事するじゃん…!

と思っていました。ぶっちゃけ交代勤務で残業があるところは辞めた方がいいです。勤務してみて「みんなめっちゃ残業してるじゃん」となった場合、次の職場を探した方が賢明かもしれません。

仕事が楽なことが多い

交代勤務は仕事が楽なことが多いです。24時間営業というと、ほとんどが監視としての役割なので、緊急事態が起こらない限り仕事は少なめです。

交代勤務にもかかわらず長い時間集中力を要したりたくさん力仕事をやらなければならない仕事は辞めた方がいいです。

そもそも人間が一日で集中できる時間は3時間~4時間程度だと言われています。ただでさえ長い時間働くのに、負荷の高い仕事をしてしまうと体がついてきません。最悪の場合身体を壊してしまうことも考えられます。

交代勤務のデメリット

生活サイクルが乱れる

交代勤務で夜勤専門というのは一般的では無く、普通「昼勤」と「夜勤」を交互に繰り返すようなシフトになっています。

つまり一日の生活サイクルを”無理やりぶち壊して”勤務に合わせる必要があるのです。

これによって生活習慣が乱れ、高確率で睡眠障害になります。じぶんなりの生活サイクルを見つけないとかなりキツいと思います。

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私もなかなか眠れない日が多く、寝不足のまま出勤していたことが多々ありました。中には寝る前に「ストロングゼロ」を睡眠薬のように飲んで寝る人もいました。しかし、お酒を飲むと睡眠が浅くなるのでオススメしません。

ストレスが溜まりやすい

上記の生活習慣の乱れの影響もあり、ストレスが溜まりやすいです。そのせいか交代勤務をしてからタバコを吸い始める人や、毎日お酒を飲むようになる人が多いです。

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タバコは身体に良くないのでオススメしませんが、自分なりのリフレッシュ方法を見つけるといいと思います。

私の場合、「ゲーム」や「旅行」、「スポーツ」なんかでリフレッシュしていました。

体力が必要

交代勤務は身を削る仕事なので、体力が必要です。工場勤務だと力仕事が多い場合もあるので余計に要るかも知れません。

体力がないと、休日に無気力になってずっと寝る生活をしたり、疲労が蓄積して体調を崩すこともあります。交代勤務をするなら体力に自信のある人がオススメです。

例えば、学生の頃にスポーツをしていた人、10~20代、男性は体力があるので比較的交代勤務に向いていると言えます。

友達と休日が合わない

交代勤務は「土日祝日」という概念が無く、平日が休日になることの方が多いです。

平日だとお店が空いていたり、土日に比べて料金が安かったりするメリットもあります。しかし日勤の友達と休日が合わず、結局遊ぶ回数が減ってしまう場合が多いです。

友達がいない場合は同僚、先輩と遊べばいいと思います。

だい
だい

あれ、呼んだ?

交代勤務をなぜオススメしないか

交代勤務をオススメしない理由は、

  • 健康を損なう恐れがある
  • 自己管理が難しい
  • スキルが身に付きにくい

といった点です。1つずつ解説します。

健康を損なう恐れがある

パンダ
パンダ

いや、そんなの分かってるよ。

という気持ちは分かりますが、”健康でいる”というのはめちゃくちゃ重要なことのです。

お金も非常に重要ですが、日本は最低限度の生活が保障されていますし、世の中にこれだけ稼ぐ方法が溢れているので、健康な体があれば少しずつでも収入を増やしてくことはできるはずです。

しかし、身体の場合は替えは利きません。もしかしたら、病気になって働けなくなるかも知れません。薬や手術で治るとしてもお金が掛かっては本末転倒になってしまいます。

私は身体が一番の資本だと考えているので、身を削る交代勤務はオススメできないのです。

自己管理が難しい

交代勤務だとストレスが溜まりますし、食事・睡眠が乱れがちです。勤務後は疲れているので「何もせずにそのまま寝てしまった…」とか休日に「一日中寝てしまった…」なんてことはよくある話です。

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このブログも一時期は交代勤務をしながらやってみようと考えていましたが、無理でした…。毎日眠気との闘いでしんどくなっていったのが大きな原因です。

だい
だい

いや、ホントに。

これを読んでくれている方の中には「交代勤務をしながら副業しよう」と考えている方もいるかもしれませんが、正直結構きついと思います。やるなら、日勤・時短勤務をしながらのほうがやりやすいと思います。

スキルが身に付きにくい

看護師やエンジニアなどを除けば、多くはルーティンワーク監視などが多いです。これらはスキルが身に付きにくく、もし転職をするといった場合に不利になってしまいます。

今は非常に不安定な時代で、大企業さえも大規模なリストラ(希望退職者を募るなど)をしています。そこで生き抜くにはやはりスキルが必要になってくるでしょう。

逆に看護師やエンジニアは需要が高く、転職にも強いです。交代勤務をするならスキルを磨ける専門職をオススメします。

まとめ

今回の内容は、

  • 交代勤務は収入が多く、残業が無いなどのメリットがある
  • 交代勤務は生活サイクルが乱れ、ストレスが溜まりやすい
  • 交代勤務は健康と時間を犠牲にやすいのでオススメしない

といった内容でした。仕事をしてから「こんなはずじゃなかったのに」とはならないように、メリット・デメリットを充分調べてから選ぶのが良いといいと思います!最後まで読んで頂きありがとうございました!

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